大人気アクションカメラGoproの魅力に迫るシリーズ第4弾 開発者ニックウッドマンに迫る
GoProの魅力に迫るシリーズ第4弾。
本日は、GoPro HEROの開発者でCEOの「Nicholas Woodman(ニコラス・ウッドマン 通称:ニックウッドマン)」に迫ってみたいと思います。
真っ白な歯が眩しい幸せいっぱいの笑顔の家族。
ウッドマン一家です。
2015年現在、40歳のニックウッドマンは、今や誰もが羨む億万長者。
しかし、その道のりは決して平坦なものではなかったようです。
ニックはGoProを開発する前に2つの会社の立ち上げに失敗しています。
「これからどうしていけばいいのか・・・・。」
悩んでいたニックはオーストラリアとインドネシアへ5か月間のサーフィン旅行へ出かけます。
その旅が彼の人生を変えることに。
そこで出会った人や、体験からGoProのアイディアが生まれたそうです。
ウッドマンが初めてGoProを開発したのが、今から約15年前。
彼自身がエクストリームスポーツが大好きだったこともあり、サーフィンに乗りながら使えるように、手首に装着できる防水タイプのカメラを考案したのが最初でした。
当時、GoProのような価格が手ごろで小さなアクションカメラは存在していなかったこともあり、彼は「ないなら作ろう」という発想だったのかもしれません。
2002年。
後に妻となるジルや両親の支えもあり、現在のGoProの前身となる「ウッドマンラボ」が設立されます。
そして、2004年中国製の35ミリカメラを元に、ついに製品化されたGoProは$30という値段で地元のサーフショップで発売され、
翌年、テレビショッピングQVCに出演したことで$350,000(約4000万)の売り上げを記録するヒット商品となりました。
しかし、当時のGoProはまだ、ただの防水カメラ。
翌年、改良されたGoProに初めてビデオ機能が追加されることになります。
その後、広角レンズが導入されるなど、ビデオ機能がどんどん改良されて行き、少しずつシェアを伸ばしていくこととなります。
その頃から、インターネットの普及、SNSやYouTube、スマホの登場などIT分野が驚くほどの成長を遂げ続けています。
中でも、ここ数年の携帯電話の進化には目を見張るものがあります。
電話機能のみならず、スマホのカメラ機能は今やデジカメをしのぐ勢いになりました。
しかし、GoProはそれでもシェアを伸ばし続けている。
何故か?
それは、その徹底したタフな構造、マウントの多さ、4Kをも実現できるハイクオリティの画像。
スマホのカメラやデジカメとは全く違う使い道を追及した結果ではないでしょうか。
今回ニックウッドマンを知るうえで、色々な記事を読みましたが、ある記事に
「He’s an adrenaline junkie.」
と書いてありました。
この言葉を見た時、GoProの開発に熱く取り組む男の姿が見えた気がします。
何事にも、とことん追求して熱く取り組む、僕もそんな人間になりたいと思います。
そんなわけで、GoProについて4回に分けてご紹介しました。
この記事から見た人は、是非前の記事も読んでもらえると嬉しいです。