スケートボードで空を飛ぶ!?TonyHawkが神すぎる。
スポーツの秋ってことで、本日はスケートボードの話。
そしてご紹介したいのはこちら。
TONY HAWK(トニー・ホーク)
彼をご存知でしょうか?
アメリカではNBAのバスケットボール選手、シャキール・オニールや、コービー・ブライアンと同等に大人気のプロスケーター「トニー・ホーク」。
2015年現在、47歳になる彼は、1999年のXGAME(エックスゲーム)という大会で、史上初の900(2回転半)を決め、スケートボード界の神と言われるまでに上り詰めた男です。
そのクレイジーすぎる滑りを一度見れば虜になること間違いなしです。
(900の動画はスクロールすると見れます。)
バイオグラフィー
彼がスケートボードを始めたのは9歳の時。
兄からもらったファイバーグラス製のスケートボード(以下スケートと表記)が始まりでした。
当時の滑りは、現在の彼の地位を全く想像することができない程・・・・だったそうです。
しかし努力を重ねることで、すぐに頭角を現し始めます。
12歳の時カルフォルニアのアマチュアコンテストで優勝。
そして、わずか14歳でプロへと転身し、16歳の頃にはスケート界のトップ選手の仲間入りを果たします。
17歳の時には多くのスポンサーがつき、彼は大金を手にし、家を購入しました。
しかし、その栄光は長く続きませんでした。
1991年、スケートブームが下火となってしまったためです。
その後の彼の生活は一変し、1日5ドルで生活するような厳しい日々を送ることとなります。
でも、彼はスケートへの情熱をあきらめることはありませんでした。
必ずスケートブームが再発すると信じ、購入した家を投入し資金を補充してスケートボード会社(バード・ハウス)を設立。
その努力の結果なのか、スケート人気は一気に復活を遂げることとなり、バード・ハウスは世界で最も有名なスケート会社の一つになりました。
そして、1999年。
歴史的な瞬間が訪れます。
トニーホークはXゲームで史上初となる、900(2回転半)を決め、スケート競技を競う事から引退したのでした。
現在
とは言え、彼はスケートを辞めたわけではありません。
世界中で、彼の仲間たちと共にデモンストレーションや、テレビや映画での技の披露など、今なおスケート競技人気を高める活動が行われ続けています。
彼のクルーの最年少「Mitchie Brusco」が、また凄いのですが、それは別の記事でご紹介したいと思います。
現在アメリカ国内に550以上のスケートパークがトニーホークの寄付により設置されています。
これは、低収入の地域でも、誰でも安全にスケートボードを楽しめるようにとの配慮によるものです。
毎年480万人もの若いスケートボーダーがその恩恵にあずかっていると言います。
今のスケートボード人気があるのは、彼の影響なくしては語れないと思います。
神の由来
冒頭でもご紹介したとおり、今年47歳の彼の最新動画はコチラ。
年齢を全く感じさせないその滑りに目を疑いたくなります。
しかも、これほどの技を持つ彼は、さぞかし大きなけがの経験もあるだろう・・・・・とおもうでしょう?
所が、彼は擦り傷打ち身などは日常茶飯事だとしても、ひじを一度骨折した以外、大きな怪我をしたことが無いそうです。
さらに、誰も考えないような技を次々に世に披露し続ける。
そして、多くの人が憧れ、トニーホークの後を追うために必死の努力を続けている。
何もかもが、「神」と言われる由来だと思います。
トニー・ホークグッツ
TonyHawkはスケートボードはもちろん、スケボーゲーム(PSP)や洋服のブランドなど様々な商品開発にも力を注いでいます。
こちらは日本で大人気の「指スケ用のクウォーターランプ」。
その他のトニー・ホーク商品は下記でご覧いただけます。
海外のトップスケーターと呼ばれる人たちの滑りを見ていると、すでに「滑る」の域を超え「飛んでいる」と言っても過言ではありません。
見ているだけで、爽快!!!
現に、トニーホークは別名「バードマン」の異名を持っています。
僕個人的な感想としては、「同じ人間とはとても思えない」。
でも、彼らも人間。
誰でも極めれば、やってできない事はないんでしょうね(たぶん。)
好きで続けた結果なのか、もっと違う何かが彼らを突き動かすのか?
それは、本人にしかわかりませんが、アメリカでエクストリームスポーツを極めると富と栄誉を手にすることができます。
日本もいつかそんな国になれば、彼らのように技術をを磨く人たちが増え、もっと夢のある国になるんじゃないかな?と、ひそかに僕は思っています。
今日のこの記事を読んで、もともとスケートボードが好きだった人というよりも、全く知らない人や、もともとあまり興味がなかった人が
「あれ?なんかスケートボードって凄いじゃん」
と、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。