ZION(ザイオン)ってなんだろう?ZIONを調べてみた結果。
レゲエ好きならよく耳にするであろう「ZION(ザイオン)」
今回のZIONに関係するかはわかりませんが、画像はアメリカ、ユタ州にある「zion national park (ザイオン国立公園)」の画像です。
個人的に知っているようで知らないその意味とそのルーツを調べてみたのでシェアしたいと思う。
ZIONのルーツは聖書
そもそもZION(ザイオン)の始まりは旧約聖書に出てくる名前から始まる。
ヘブライ語ではZIONは「シオン」と発音しエルサレム(現在イスラエルが実効支配している都市)の聖なる丘(山)。
かつて、David(ダビデ)とその子孫が王宮を営み宮殿を立てて政治の中心にした地である。
現在ユダヤ民族主義の象徴だと言われている。
英語圏でのZIONという単語
ZIONは英語では「ザイオン」と発音され、天国、神の国を、ラスタファリズムでは約束の地エチオピアを意味する。
日本語で天国と言えば「heaven(ヘブン)」、「paradise(パラダイス)」などと習う。
個人的には「ZION」はレゲエを好きになってから初めて知った単語だった。
とはいえ、ZION自体も英語辞典に出てくる意味を持つ単語ではあるが、あまり常用する単語ではないように感じる。
例えば「I’ve been to the ZION(天国へ行ったことがある)」などというのか?
ただ、冒頭の画像、ザイオン国立公園は確かに天国ともいえる素晴らしい自然を保有する公園。
ザイオン自然公園のザイオンも同じZIONから来ているのだろうか?
日本のレゲエ界でのZION知名度の火付け役はボブ・マーリー
日本のレゲエ界に置いて「ZION」という単語は非常に有名だ。
その火付け役はやはり、レゲエの神様ボブマーリーの歌から来ているのだろうと個人的に考える。
Bob Marley – Iron Lion Zion
Bob Marley – zion train
ここまで調べてきてなんですが、歴史や宗教が絡む言葉は難しい。
ましてや、人種間の思想となると現地に住んでその土地の人の言葉を聞かなければ理解できないかもしれない。
というわけで、私は「天国」、「神の国」と訳されるZIONは本当はどんなニュアンスなのか掴みきれなかったけど、レゲエ好きにとって大事な言葉であることは間違いないと感じました。
英語圏やジャマイカに住んでいる、またはZIONについてよく知っている人。
ZIONってどんな時に使う単語なのか?
レゲエ文化にとってどう大切なのか?
決定的な何かがあれば、是非教えてください。
ってことで、本日はこの辺で・・・。
Hasta la vista!
See you.